こんにちは。管理人です。
前々回の記事に続き、便乗させて貰いながら記事を書くのであります。
発端
便乗企画記事を書いたところ、以下のようなご期待がフォロワーさんから……。
これを受けて、よく考えたら、ここ数年はオトメ*ドメインを除けば大体でぼの巣製作所が生活の枢要な部分を占めていたので、改めて、「でぼの巣製作所&Studio e.go!」の作品に限定して、3本書いてみようと思い立った次第です。
なお、Studio e.go!については、2015年に活動を再開して以降の作品のみを対象とします。また、両者を一括して扱うのは、同社が公開している「こすずの小部屋♪」でも両者を一括していることから、実質的に同一と見なすことが出来るためです。
廻るセカイで永遠なるチカイを!&廻るセカイで永遠なるチカイを!―巡り来る春―
※批評空間に寄稿したレビューはこちら:「廻るセカイで永遠なるチカイを!」「廻るセカイで永遠なるチカイを!―巡り来る春―」
「廻るセカイで永遠なるチカイを!」では画風が従来のでぼの巣製作所と比べてガラッと変化したこともあり、賛否両論ありましたが、個人的には意外と問題なく受け入れられました。この手の柔らかい絵も良いなあと。レビューにも書いてますが、最初の方は若干ん?と思うのもあったんですが、後半になるにつれこれでないとなあと思うようになりました。
シナリオ的には、全体を通じて時間に対する指向を各キャラクターを通じてひしひしと感じさせてくれた作品でしたね。本編の方では、おつとめ&おつとめ&おつとめで合間にちょこっとシナリオが挟まるような印象を受けたので、少し残念に思っていたのですが、めぐはるの方では、シナリオ的な拡充がはかられたのもあって、良い具合に期待を裏切られましたね。
結婚したあとも描かれるっていうのも中々貴重な一本でした。
キャラクターは時間的な指向に従っているものでしたし、特に最後の選択肢は「運命を選択するRPG」らしいものでした。キャッチコピーは裏切らない。
戦闘システム的にも妖怪を捕まえたり進化させたりするのが楽しい作品でしたね。途中から雪女雪女雪女って思ってたのは内緒です。
発売以降も頻繁にアップデートが重ねられて、新機能が追加されたのもありますし、イベントごとに頻繁に参加したので、思い入れの強い一本です。
偽骸のアルルーナ
※当サイト掲載のレビューはこちら
でぼの巣製作所に熱意を傾ける大きな切っ掛けとなった一本。座標を指定して攻撃位置を決める斬新なシステムが楽しかった一本。途中ちょっとだれたのに、グッと持ち直してきたのも良かったですね。シナリオ的には複数ライターの弊害なのか、ルートごとに設定が微妙に違ったり、使われない設定があったり、色々勿体ないなあと思う節もあったのですが、<アイ>を受け止めるRPGらしいシナリオや、「偽骸のアルルーナ」のタイトルに即したシナリオなどは好みでしたね。
個人的にはヒロインとしてはステラ・ルーナが最初好きだったのですが、色々思い返すとミシェルのほうが好みだったなって思った不思議な一本でした。因みにこすずの小部屋第15回の「ゲームを語る」のコーナーでちくちく語ってるのが僕です。
弓張月の導き雲はるか
まだ進行中なんですが、やっぱりこの一本は書かないわけにはいかないなあと。榊原ゆいさん演じるフレイアが何をしても可愛いっていうのもそうですが、共に旅をして、成長したあとのフレイアの慈しみや大人っぽさもホント素敵。可愛いは正義だよ!
サブキャラも皆可愛く、ケイリーやツーヤも素敵で。特にツーヤは「空を仰ぎて雲たかく」で不幸な扱いを受けていましたからね。マリン君えらいよ……。ああもうあのシーン最高すぎる。
戦闘システムは偽骸のアルルーナからダンジョン探索要素を省きつつ、戦闘自体は一体一体がそこそこ固いので、全体で見ると偽骸のアルルーナと同じ程度の長さかなあと。
あと少しなので、早くプレイしたいっ。
最後に
他に迷った作品があります。IZUMO4は迷いました。神楽花莚譚&神楽訪神歌も迷いました。両方プレイした時間も結構長かったですし、イベントにもちょくちょく顔出しました。IZUMO4に至っては院試の直後に深夜バスで駆けつけるレベルで行きましたからね。でも外したのは、ここで挙げた作品より、昔のでぼの巣製作所に近い作品かなあというだけのことで、特に劣っているとか、そういうことではありません。寧ろ批評空間的には廻るセカイで永遠なるチカイを!より、IZUMO4の方に高評価を与えています。
ところで、でぼの巣製作所のゲームは遊べるゲームが中心で、同時に、可愛い系より綺麗な女性が主体のゲームが多かったですが、ここ最近可愛いヒロインも多くなってきました。
遊べるゲームはADV主体のエロゲにおいては比較的珍しいだけではなく、若干敬遠されるむきもあるかもしれません。ですが、でぼの巣製作所は、比較的簡単に進められるゲームシステムと共に、素敵なヒロインが揃えられているブランドです。是非ともプレイして頂ければいいなあと思って書きました。
では、今日はこの辺で。