月: 2010年11月

プリンタを買おうか買うまいか

こんばんは。
◆プリンタを買おうか買うまいか、なこと。
いやー部活用に一台欲しいなと思いまして。
今日見てきたらソフマップ価格で9980円という破格のHP Officejet 6000があるじゃまいかwと思ったんですが、店頭在庫はないそうで。
持って帰れないのは「神は言っている。今は買うべきではないと」というかそういうノリなのかと思いまして、結局買わなかったんですよねー。
やっぱり買えばよかったのかしら。

◆自宅マシンのグラボが変、なこと。
普通にWindows 7 Enterprise x64を使ってるだけなのに70度ぐらいになるんですよねー。
ノートなので多少熱が出るのは普通としても、いささか不安に感じます。
Release 266世代になってからのような気がするので、もしかしたらドライバの不良なのかしら。

◆贖罪のラプソディー、なこと。
KOTOKOの「原罪のレクイエム」と言えばエロゲーマーなら知らぬ者はいないはずの名曲ですが、案外ゲーム(「プリズムアーク プリズムハートII」)は知られていないような。ちなみにアニメ化されていたんですよねー。

で、一応オープニングは桃井はるこ(通称モモーイ)の「贖罪のラプソディー」という曲なんですが、これの1番の歌詞がもしかしたら「プリズムアーク」のタイトルロゴの下の英文を訳したものなのかもしれないと最近気づきまして。

ロゴの英文はPA_O2近日発売.mpgなるファイルから引っ張ってきました。念のため私の抄訳と原文をどうぞ。後の判断はお任せします(*怒られたらすぐ消しますので念のため)。あと上がロゴの英文、下が私の抄訳です。

Atonoment Rhpasody~Sin & Pain~
贖罪のラプソディー~原罪と痛み~
Get Set.
用意をしよう。
Rising over and over again.
何度でも立ち上がって見せよう。
Get up.
蜂起せよ。
Holding up my broken sword.
私のこの壊れた剣を掲げ。
Get on.
さぁ今こそ。
Even if going up against God.
神に刃向かおうとも。
Get at.
届かせたいんだ。
Even if my life comes to an end.
この命が尽き果てようとも。
I’ll hold your guilt in my heart and fight.
私は貴方の罪を抱き、戦おう。
To live and protect.
生きるため、守るため。
For the one that I love.
私が愛するたった一人の貴方の為に。
Under the prismatic radiance from up above.
天を駆けるプリズムの輝きの下、
The God of Death runs his fingers down the back of my neck and I shiver.
死神の指先が私のうなじ(?)をなぞり、私は戦慄する。
The wings radiant in prismatic light are the radiance of miracles.
プリズムの光輝の翼は奇跡の輝きの中に在る。
People believe and live.
人々は信じ、生きる。
Holding this guilt.
私はこの罪を抱こうぞ。

…英文学部ではない私にはこれが限界だorz 多分に誤訳があるかと。だれか訂正求む。
というか比較的見てる人がいるのになぜコメントがないのだorz

◆7-zip 9.20なこと。
WIMでの圧縮をサポートした模様です。これまで一々DISM /Mount-WimとかImagexをゴニョゴニョしてたのが大幅に楽になりますね。

◆Foxit Readerのアップデートエラーでご訪問の方へ
Foxit Readerのアップデータをインストールしようとすると、「Install failed.」などのエラーが表示されている場合、以下の2点をご確認ください。

・管理者権限でFoxit Readerが実行されているか
Windows Vista/Server 2008以降の場合は、右クリック→「管理者として実行」で、一時的に昇格した状態で実行してください。
Windows XP以前の場合は、管理者権限のあるアカウントでログオンしてから操作してください。

・%TEMP%及び%TMP%に2バイト文字が入っていないか
環境変数%TEMP%がC:\Documents and Settings\User1\Local Settings\Temp\とかなら問題ないのですが、C:\Documents and Settings\ユーザー\Local Settings\Tempとかならほぼ確実に失敗します。%TEMP%と%TMP%をC:\TMPなどの形に修正してからアップデートを試行してみてください。

それでも駄目なら、ファイアウォールが通信を遮断していないかご確認ください。場合によっては、ウイルス対策ソフトの機能(ヒューリスティック)により機能が遮断されているケースもありますので、今一度ご確認ください。

では。

Sandboxね…

こんばんは。
◆Adobe Readerのこと。
Adobe Reader Xが出ましたね。(http://get.adobe.com/jp/readerからダウンロードできます)

私の家にはAdobe Acrobat 7 Elementsがあるんですが、JUST PDF【作成・高度編集】もあるので、埃かぶってますねー。

◆ハッピーワードローブ・友奏√完了のこと。
7月頃から延々とやっているハッピーワードローブですが、ついに残り1√に。
境界性パーソナリティ障害(Borderline Personality Disorder)など、なかなか意外性のある作品だったり。
認証がうっとうしいですが、よければどうぞ。

◆11月月末商戦のこと。
もうすぐですね。エロゲ集中発売日。
私はALcotハニカムさんの「キッキングホース・ラプソディ」一択です。なぜかハンカチがついてくるようで。テレカよりユーザビリティに富んでいますかね。

◆だからAppleは嫌いなんだ…なこと。
Mac向けにはQuickTime 7.6.8の修正版が提供されているそうな。
マイクロソフトなんかWindows版のバイナリを提供したら即座にリバースエンジニアリングされるからという理由で提供を見送ったこともあったのに。
相変わらずといった感じ。前もやってくれましたよね。

まぁ幸いウチのシステムにはQuickTimeは限られた台数しか入ってないんですけどね。というかBonjourなんか使った記憶無いわ。Windows Server 2008 R2 Enterpriseでネットワーク組んでますからねー。

◆「子供の秘密がなくなる日」読了のこと。
読了とは「読みおわん(了)ぬ」の事だと最近知った。
それはさておき。相も変わらず技術者不在の議論に飽き飽きします。どうして教育者の理論だけ通ってしまうのでしょうか?技術者不在の議論にどれ程意味があるんですかね?だって紋切り型に情報リテラシーがどうのこうのとしかいえないんですからね。

◆エロゲーって複合芸術だと思う今日この頃。のこと。
どういう理由で非難されるのか私にはサッパリなんですが。
また東京都が例の条例を議会に提出したみたいですね。非実在青少年の文言を切ったから良いって訳じゃねーぞ。
抑も被害者不在の芸術分野に抑制をかけることはファシズムとかソビエトのやることでしょうに。少なくとも民主主義国家であり、芸術国家である日本のすべきことではない。

ゾーニングということの難しさは否定しませんが、一概に抑圧することは果たして正義なのか?と言うことを今一度議論していただきたいと思います。

◆裁判員裁判のこと。
横浜地裁で死刑判決が出たとか。
これで被害者の命の価値は均等ではないと法の番人が認めたも同然ですな。
もちろん永山基準の適用というのも考え物ですが。このことはまた論述するかも。

◆”sengoku38″のこと。
彼を罰するのは無理。いや愛国無罪とかそういうことではなくて。
私も彼を逮捕するとしたら国家公務員法違反しかないとおもっていましたが、中央大学法学部の某教授の言うとおり、国家公務員法の言う機密に該当するのは難しいでしょうね(だってビデオをみた国会議員が内容について発言するのはいいんかいという気がしませんか?)。

私個人からいえることは、
・海上保安大学校の情報セキュリティ環境に不安を感じる。
・インシデントレスポンスに不備がありすぎ。
・仙谷由人はいったいどこを向いているのか?
この3点ですね。

まぁ愛国無罪を叫んでいる人は日本の法治国家性を否定していただきたくないな、とそれだけ思いますね。

◆「さくらリンク1」のこと。
「つばめ」…と聞いて「787!」と思った私はやっぱり現代に生きてるなぁ、と。あれ、ちょっと古いか。
「さくら」と聞いて「EF66」と思った私はいったいいつの人間なのかと。
まぁ鉄道は好きですけど、どちらかというと鉄道行政とか鉄道事業法とかあっちなんで。
でもP.80の「DATING MACHINE」がなにかわかる人は僕と同類ですよっと。(答え:乗車券の日付刻印機ですね)

◆嵐山のこと。
そういえば先々週の土曜日乗ってきました。嵐山発宝塚行きの直通特急。
桂の次が十三というのがなかなか新鮮です。高槻市で普段降りてますから。というか高槻市に止まらない定期営業列車はないしな。

◆7-zip 9.20リリースのこと。
久々に大規模アップデートがきましたね。日本語版はhttp://sevenzip.sourceforge.jp/からダウンロードできます。

では。

Install.wimを分割しよう

こんばんは。
今回も半分備忘録です。

[目的]
Install.wimを分割することにより、2枚以上のインストールメディアからWindows 7をインストールできるように設定する(DVD-ROMドライブの存在しないPC向けにCD-ROMでのインストレーションメディアを作成する)

[要求条件]
・Windows 7のインストールメディア
Windows AIK for Windows 7
・Windows Vista SP2以降のWindows
※別にSP2でなくてもいいですが、SP2推奨と言うことで。

[手順]
1. まずWindows AIK for Windows 7をインストールします。Windows AIK for Windows Vista SP1/Server 2008などの以前のバージョンのWindows AIKがインストールされている場合、先にアンインストールしておいてください。

2. スタートメニューの「Deploymentツールのコマンドプロンプト」を管理者権限で起動しておきます。

3. XCOPY /E と半角で入力し、Windows 7のインストールメディアの中身をごっそりハードディスクにコピーします。

例)XCOPY /E E:\ D:\Temp\

なお、今回はBootディレクトリの中身も使うので、全部コピーしておきましょう。

4. 適当な場所にCD1などの名前をつけたディレクトリを作成しておきます。

5. CD1ディレクトリにInstall.wim以外の中身を全部コピーします。CD2以降が必要な場合、各ディレクトリにSourcesディレクトリを作成します。

6. ImageX /split 450

例)ImageX /split D:\Temp\Sources\Install.wim D:\Install.swm 450

※450は任意の数値を入力できます。ただし単位はMBであることに要注意です。

7. 分割が完了するのを待ちます。

8. Install.swmをCD1ディレクトリのSourcesディレクトリに、Install2.swmをCD2ディレクトリのSourcesディレクトリに、といった感じでコピーします。

9. ISOイメージを作成します。ここではoscdimgコマンドを使います。

10. OSCDIMG -n -m -b
といった感じでコマンドを入力します。

例) OSCDIMG -n -m -bE:\CD1\Boot\etfsboot.com E:\CD1 E:\CD1.ISO

※-bオプションの後には空白を入れないで、直接入力するのがミソです。

11. 2枚目以降はブータブルである必要がないので、以下のような感じでコマンドを入力し、ISOを作成します。

例)OSCDIMG -n -m E:\CD2 E:\CD2.iso

12. できあがったISOをCDに焼くなり(煮るなり!?)してご使用あれ。

[Postscript.]
元々この方法を調べていたのには理由があって、実はDISMコマンドで更新プログラムを統合していたらISOが4.5GBを超えるという恐ろしい事態になってしまい、このままではウチのマシンで使えない(2層対応ドライブはあるが肝心のメディアがない)ので、現在あるリソースを有効利用しようと分割すればいいじゃないか!と想ったのが始まりです。

ちなみに、OSCDIMGは4.5GBを超えると明示的にUDF(Universal Disk Format)を使うことを示してやらないと、正常にISOを作成できません。しかし、4.5GBを超え始めると、正直物理メディアに焼いて使うことは難しくなってしまいます。そこで、今回の手順で(6.のところの450という数値を2700ぐらいに変更すれば無問題)Install.wimを分割することで、1層式光学メディアでも十分対応することが出来るのです。

ちなみにこの方法、Windows Vista/Server 2008(当然Server 2008 R2)でも使えます。まぁなんかの折に使ってあげてくださいな。

今回画像がないのは再インスコ準備中だからですorz ご免なさいね。

[参照リンク]
ImageXの仕組み
ImageXのコマンドラインオプション
Oscdimgのコマンドラインオプション
oscdimg.exeを使用して4.5GB超のISOファイルを作成する場合の注意点

では。

裁判員制度と死刑

こんばんは。
先日の裁判員裁判(耳かき店店員とその祖母が男性に殺害された事件)で結局死刑回避(無期懲役)が出ましたね。

まぁこれで死刑の抑止力は喪失されましたね。
理由は追って説明していきましょうか。

まず、裁判員裁判の当初の目的を思い出していただきたい。
専門の裁判官(職業裁判官)だけでは社会通念から大幅に外れた前例(判例)踏襲型で凝固まった判決しか出てこず、冤罪防止の観点からも好ましくない。そこで、国民の声をダイレクトに入れることで、社会通念に沿った適正な司法権の行使(=諸判決)を実施する。
ということは、2審(上級審)の高等裁判所(高裁)は勿論、裁判員制度を全面的に推進してきた最高裁判所は「死刑回避」という(全体的な意見を反映していないごく一部の)国民の意見に逆らうことができなくなってしまう可能性があり、これこそ判決の固定化ということになりはしないでしょうか?
1審の地方裁判所(地裁)にのみ裁判員制度を導入したのは、2審以降で補正できるというから理論が罷り通っていましたが、仮に2審・終審が死刑判決を宣告したとすれば、それは国民の意見を無視した、職業裁判官の論理を優先するということの現れであり、裁判員制度を有名無実化します。
結局のところ、裁判員制度はこうしたジレンマを当初から抱えており、それが今回たまたま顕在化しただけということなのでしょう。

さて、依然として日本国民の大多数が死刑制度を支持しているわけですが、それは自分たちは死刑に関与しないからであって、それはある種当然のことだと思います。職業裁判官になる人間はかなり限定されていますし、犯罪者になるのもまた然り、でしょう。しかし、それが裁判員として司法に関与するようになったとすれば?死刑は当然支持を失うでしょう。

これまで、死刑存置の論理として、
1) 凶悪犯罪に対する抑止力
2) 国家による復讐権の独占(代行)
が挙げられてきたわけですが、自分たちが死刑を拒否する(良心的拒否も含め)ようになれば、当然そのどちらも喪失されてしまいます。凶悪犯罪に対する抑止力については意見が分かれるところではありますが、復讐権の代行(国家による独占)が喪失されてしまえば、社会秩序が維持されないのは至極当然と思うのです。

被害者を数で数えるのもどうかとは思いますが、親族を二人も殺害された被害者家族の心情はどうなってしまうのでしょうか?二人も殺されたのに、無期懲役刑ですんでしまう、それが正しい復讐権の行使でしょうか?
そして、それが凶悪犯罪に対する抑止という、本来死刑が持つ意味合いを代行できるのでしょうか?

幸いかどうかはわかりかねますが、裁判員制度は数年後に再度審議されなおすよう規定されています。この折に、ぜひ、議員殿には冷静に現実を見ていただきたい。犯罪というのは、理想主義が許される領野ではないはずです。現実に即して執るべき対応を行うのが、国民の代行者である議員の仕事ではないでしょうか。

では。