「PriministAr」レビュー

こんばんは、今日はPriministArのレビューをお届けします。では、続きにて。

【製品名】PriministAr-
【メーカー】HOOKSOFT(http://www.hook-net.jp/
【対応OS】Windows XP/Vista/7/8(管理人の環境のWindows 8.1 Enterprise with Update x64でも起動)
【ディスクレス起動の可否】
【修正パッチ】Version 2.00+α(比古咲花蓮+幽霊攻略パッチ)及び音声修正パッチ
【シナリオ】
http://www.getchu.com/soft.phtml?id=771495をご参照下さい。

【シナリオ】
<共通ルート>
男子文化部に何の恨みがあるのか…と思えるほど男子学生の行動は常識を大きく逸脱していることが気になりますね。
女子学生からの反感もやむなしの感はこれだけの行為をしたなら当然か、と思うが、一方で、ここまであからさまに過ぎると、主人公に対する疑似ハーレム作りのための強引な手法にしか思えないところです。。
そもそも基本的に疑似ハーレムにせざるを得ないほどオープンな物語だったかということを考えると、殆ど手芸部内で閉じていたこともあり、その必要性については疑問符を付けざるを得ないでしょうね。

ヒロインとの交流という共通ルートとしての機能は十二分以上に果たされていた為に、対比として余計にこの問題が浮き彫りになった印象があります。

<継花三澄ルート>
「家族の再形成」がテーマ。特に十貴恵と三澄のすれ違いを如何にして解消するかというところに重点がかなりあります。三澄ちゃん可愛い。テキストも読みやすくサクサク終わりますね。

<木倉汐路ルート>
「恋愛って何だ?」がテーマ。やっている間も汐路の難儀な性格というかキャラ付けにややついて行けないところも…。恋愛に興味が無い子でもこうも変わるかって思いますね…。分量としては汐路自身が恋愛に興味がなかった所からスタートする上に由芽の問題も絡む為比較的長編になっています。

<桐理つばさルート>
「天才・天真爛漫初めての悩み」がテーマ。展開自体はけしかけ役の花蓮もいるのでサクサクと。つばさちゃん自身はスキンシップは結構派手目だけど…、という感じですね。才能があるだけに何でも出来ちゃう、それが寧ろ壁になるという展開は私は好きですね。

<安芸かのこルート>
「幼なじみの距離」がテーマ。幼なじみ故につかず離れず、相手のことをわかり合っているだけに難しい…。そういう関係ですよね。もどかしさにやきもき。そしてやや冗長にも…。

<枝那森千里ルート>
「共に歩む」がテーマ。全体を通じて明るめの今作でかなりシリアス寄り。嫌いじゃないです。主人公の覚悟は中々ですね。共に歩む…。静かな感じですが好意は隠していないので結構展開は早めに進みます。色覚異常を取り上げるゲームは私のなかではHappy Wardrobe(Shallot)以来2作目になりますが、テーマも取り上げ方次第ということを再認識させられました。

<継花流々子ルート>
短い…短すぎるよ…貴重な年上キャラなのに…(´・ω・`)(´・ω・`) 破天荒な人だけど可愛い。

<文化部棟の幽霊>
幽霊ちゃん可愛い。けど中々ぶっ飛んでる。

<比古咲花蓮ルート>
あれ?花蓮ちゃんって雨女だったっけ???ってつばさルートの後にやったのに唐突な感じは持ちましたね。

<総論>
全体的にテキストも読みやすく、ヒロインのかわいさや魅力もきちんと強調され、且つ起承転結もはっきりしていますが、それだけに文化部男子の行動の異様さ(特に小糸ちゃん・由芽の一件)は引っかかります。
あと流々子さん短い、短すぎるよ(涙)。
くせになりそうな学園純愛ADVというところから見ると、甘すぎて食あたりを起こす風でもなく、概ねこのジャンルにズレは無いと思いますね。千里がやや苦めですが、後が甘めの味付けなので、全体としては上品な味になっていると、こういう風に見ています。

シナリオ:11/20(男子の行動の異様さは何とかならないか。)

【システム】
必要なシステム(SAVE/LOAD/Quick Save/Quick Load/Back Log等)は備わっているが、バックログがデフォルトでホイールのみに割り当てられていて且つ会話ダイアログ脇のボタンでは操作できないのはもどかしい。

PITに関してはかなり不満が残る。更新通知まで表示されるが、一回に数行流れることも多く読みにくいのが一点、日常は加速するということもあってかかなり関係のない話が混ざっていて単純にシナリオへの没入感を損なっている点が2点目。特に2点目の方が問題としては深刻で、PITを読めば流れがほぼ完全に断ち切られるが、後から振り返っても結局よく分からないという状況になっているわけです。PITをオフにしてもいいが勿体ないというか、PITを削って(やや言い過ぎですが)流々子のルートをつけた方が良かったようにも…。モブ生徒の視点を入れるという点にPITを限定したほうが良いと思いますね。

システム:10/20(バックログは横のボタン操作でもできるようにして欲しい。PITについては再考が必要だと思われる)

【楽曲】
主題歌が「虹色の季節へ/霜月はるか」、ED曲が「My Shinin’ Star/鈴湯」。「虹色の季節へ」は歌詞を変えたらアクションゲーで出てきてもおかしくないようなAggressiveさを備えていますが、良い曲だと思います。My Shinin’ Starも大好きです。

BGMはアイキャッチ込みで40曲。アイキャッチは9種類あり、内二つは上記のOP/EDをベースにしたものです。BGMのなかだとMy Shinin’ Starベースのアイキャッチが一番好きですね。
楽曲:20/20

【グラフィック】
私のほうでは違和感や不自然さを感じるモノはなく、どれも綺麗で美しくすばらしいと思います。
花蓮についてはイベント絵と立ち絵が異なる方が描かれたように思いますが、どちらもステキだと思います。

グラフィック:20/20

【声優陣】

継花三澄:有栖川みや美
安芸かのこ:秋野花
枝那森千里:白月かなめ
木倉汐路:青葉りんご
桐理つばさ:百瀬ぽこ
継花流々子:藤咲ウサ
参宮由芽:早瀬ゃょぃ
参宮巴菜:早瀬ゃょぃ
駒小糸:雪村とあ
比古咲花蓮:奏雨
継花十貴恵:桜川未央
幽霊:北都南

配役については参宮由芽が巴菜と対比してやや無理があるように思われ、他の選択肢があったのではないかと…。

声優陣:18/20

【総評】
79/100
お勧め度:A-
キャラの好き嫌いとシナリオの好き嫌いがほぼ完全にリンクする珍しいケースになりました。シナリオの全体のバランスもいい上に、読みやすいので「ああ学園純愛モノってこんなにいいもんなんだなぁ」と思いますね。
PriministArはPrime+Mini+Starということらしいですが、なぜPとAが大文字表記なのか、私にはついぞ分かりません。

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